米政府は現在、ウクライナがロシア機やミサイルへの対抗に向けて使用可能なロシアあるいはソ連製のミサイルシステムを世界中で探している。
ロイター通信は「米政府高官はトルコ政府高官と接触し、1か月間この提案を表明してきたが、具体的な要請や正式な要請はなされていない」と伝えている。
S-400の購入は、米・トルコ間関係において癪の種の1つとなった。トルコは政治的圧力や制裁、第5世代F-35戦闘機共同開発計画から除外されたにもかかわらず、ロシア製ミサイルシステムの廃止を拒否している。
先に、スロバキアは、米国が適切に代替すればすぐに供与できるとし、高性能地対空ミサイルシステム「S-300」システムを隣国のウクライナに移管する構えがあると発表した。
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