ロシア政府によるドネツク人民共和国とルガンスク人民共和国の独立承認を「天才的だ」としていたトランプ氏は、一転し、ウクライナにおけるロシアの軍事作戦の批判に加わった。
トランプ氏は、フロリダ州で行われた自身の支持者向けの集会で「そこ(ウクライナ)で起こっていることは大惨事だ。我々はこの狂気を止める必要がある」とし、「バイデンは『我々は攻撃すべきではない、ロシアは核保有国だ。我々攻撃すべきではない』と言っている。彼はとても恐れているのだ」と話した。
さらに、トランプ氏は、自身が大統領であれば、ウクライナで紛争は起こらなかっただろうと述べた。「私があなたがたの大統領だったら、これは決して起こらなかった。私はプーチン大統領とたくさん話した。だから彼は決してそのようなことをしなかっただろう。プーチン氏は米政府の弱さを目の当たりにした。彼は我が国では見たことのないことを目の当たりにしたのだ」と語った。
また、トランプ氏はウクライナへの兵器供与の開始を称賛した。「私はずいぶん昔、ウクライナに『ジャベリン(対戦車ミサイル)』を送ったまさにその人物だ。私はウクライナに何百ものジャベリンを送った一方で、オバマ(元大統領)とバイデンはウクライナに毛布を送った」と言い放った。
関連ニュース