震度6弱を観測した宮城県石巻市の「みやぎ東日本震災津波伝承館」は、震災の記憶や教訓を伝える施設として昨年6月に開館。地震の影響でガラス製の外壁が割れた。現在は臨時休館となり、施設を運営する県によると、再開のめどは立っていない。また石巻市を拠点に、震災を伝える語り部事業を行っている団体「3.11みらいサポート」では、プログラムのキャンセルが生じている。東北新幹線が運転を見合わせている影響で、関東などから企業の研修で訪れる予定だった50人以上がキャンセルとなった。関連ニュース