林外相、UAE産業先端技術相と会談 原油価格安定化への貢献を要請

日本の林芳正外相は訪問先のUAE(アラブ首長国連邦)でジャーベル産業・先端技術相と会談。原油市場の安定化に向けて貢献するよう求めた。一方のジャーベル氏は日本を強く支援していく意向を示した。NHKが報じている。
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UAEを訪問中の林外相は、日本時間20日午後、国営石油会社CEOも務めるジャーベル産業・先端技術相とオンライン形式で会談。ウクライナ情勢を背景に原油価格が高騰していることについて意見交換した。
この中で林外相は、日本の原油輸入量全体のうち約3割をUAEが占めていることも踏まえ「現在の原油価格高騰を懸念している。OPECプラスの主要メンバーとして、世界の原油市場の安定化に貢献してほしい」と協力を求めた。
これに対しジャーベル氏は、国際原油市場の安定化や脱炭素化の取組みも含め、日本を強く支えていきたいとの意向を示したという。
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