IT・科学

二酸化炭素の排出に歯止めをかける新たな方法が開発

ケンブリッジ大学の率いる国際的な研究者チームが大気中への二酸化炭素の排出に歯止めをかけ、世界環境を改善し、生産性と淡水の使用量を最適化する新たな方法を見つけた。チームはこのために農業活動の行われる地点をより適した条件の土地に移動させることを提案している。研究内容はNature Communications Earth & Environment誌に掲載された。
この記事をSputnikで読む
チームは経済のみならず生態学的観点から農業活動により適した地域を入力した地図を開発した
地図が積極的な利用を推奨しているのは米国中西部とサハラ砂漠の南方で、このほか、欧州、インドに農業に適した広大な土地が示されている。科学者たちの試算では、この農地再分配システムで自然林が戻った場合、CO2排出量の20年分に相当する71%が削減できる。
関連ニュース
中国で次々と石炭火力発電所建設 環境への取組みは後退か
使い捨てマスクは、環境にとって有害な爆弾 研究で明らかに
コメント