バイデン氏は、インドを除くクワッド加盟国がロシア企業やロシア国民に制裁を発動したにもかかわらず、インドはロシアを非難さえしていないと強調した。バイデン大統領は「我々はNATOでも太平洋地域でも同じ戦線で発言してきた」と述べ、「クワッドでは、立ち入りがやや不安定なインドを除いて、日本とオーストラリアはウクライナでのロシア軍の特殊作戦に非常に強い姿勢で臨んでいる」と指摘した。
これに先立ち、インドは、国連総会のウクライナへのロシアの行動を非難する決議の投票を棄権し、ウクライナ情勢に関する国連安全保障理事会の会合召集の是非を問う投票も棄権している。モディ印首相は、インドは経済、安全保障、教育、政治においてロシア、ウクライナと密接な関係にあるため、中立的な立場を保持すると明言している。
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