ウクライナでの露特別軍事作戦

バイデン大統領 インドのウクライナに関する立場は「ややぐらついている」

バイデン米大統領は、米国、日本、豪州も加盟する安全保障のための国際的枠組み「クワッド」(QUAD)の中で唯一、インドだけがウクライナに対する立場が「ややぐらついている」と述べた。ロイター通信が、21日に全の実業者代表を集めて行われた会議の席でのバイデン大統領の声明を引用して報じた。
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バイデン氏は、インドを除くクワッド加盟国がロシア企業やロシア国民に制裁を発動したにもかかわらず、インドはロシアを非難さえしていないと強調した。バイデン大統領は「我々はNATOでも太平洋地域でも同じ戦線で発言してきた」と述べ、「クワッドでは、立ち入りがやや不安定なインドを除いて、日本とオーストラリアはウクライナでのロシア軍の特殊作戦に非常に強い姿勢で臨んでいる」と指摘した。
これに先立ち、インドは、国連総会のウクライナへのロシアの行動を非難する決議の投票を棄権し、ウクライナ情勢に関する国連安全保障理事会の会合召集の是非を問う投票も棄権している。モディ印首相は、インドは経済、安全保障、教育、政治においてロシア、ウクライナと密接な関係にあるため、中立的な立場を保持すると明言している。
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