日本 2022年度予算成立107兆円余 防衛費過去最大5兆3687億円

日本の2022年度予算は22日、参議院本会議で採決され賛成多数で成立した。一般会計の総額は過去最大の107兆円余り、社会保障費が歳出全体の3分の1を占めるほか、防衛費が542億円増で過去最大の5兆3687億円となった。NHKが報じている。
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参議院本会議ではまず討論が行われ、自民党の堀井議員は「ロシアによるウクライナ侵略でエネルギーや少量品の価格がさらに上昇傾向」「国民の暮らし、解雇や事業を守り、経済の底割れを防ぐことが求められている」と述べた。
立件民主党の白眞勲議員は「日露経済協力プランに関する予算は、国際社会と足並みをそろえて、経済制裁を行っている今の姿勢と矛盾することから明確に削除すべき」と物価高騰への対応を求めた。
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新年度予算は一般会計の総額が過去最大の107兆5964億円。歳出全体の3分の1を占める社会保障費は今年度当初予算を4393億円増え、過去最大の36兆2735億円となった。
防衛費は今年度より542億円増の過去最大となる5兆3687億円。加えて、新型コロナ対応を見込み、国会の承認を得ずに機動的に使いみちを決められる予備費として5兆円を盛り込んでいる。
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