「こうした予想をどう考えますか?」  米国はロシアの次に中国を標的にし、それが核爆発をもたらす=メドヴェージェフ氏

ロシア連邦安全保障会議副議長のドミートリー・メドヴェージェフ氏は、この30年間、米国の古臭いゲームの標的は敵であるロシアであったが、その後、問題は中国に移り、深刻な危機と核爆発をもたらすおそれが生じたとの考えを示した。
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メドヴェージェフ氏は、テレグラフに、「この30年間、無意味で古臭いゲームの標的はロシアだった。理由は1つ、ロシアは敵だ、ということだ。つまり、ロシアをおとしめ、抑制し、不安定にし、分断し、崩壊させる必要があるのだ」と投稿した
同氏はまた、米国のパートナーが戦略を実行した後に何が起こるか、想像してもらいたいと語った。同氏は、「現段階で米国への対抗がすべてうまくいったと想像してみてください。その結果、不安定な政治体制や脆弱な指導力、崩壊した経済、そして多大な核弾頭を備えた核保有強国が登場し、この場合、核爆弾は米国と欧州の標的を狙っているという状況が生じた」とコメントした。
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メドヴェージェフ氏は、米国政府の次の標的は中国の全体的な弱体化だと続けた。
「そして、深刻な世界的危機とエネルギーおよび食糧の崩壊が生じ、すべての集団安全保障システムが停止し、そして近い将来に大規模な核爆発が起こり、新しい全世界的な異常な社会、つまり、地獄への道が開かれるまで、あと数歩しか残されていない。みなさんは、こうした予想をどう考えますか。すばらしいプランだ! 国務省と国会議事堂の戦略家たち、万歳!」
また、同氏は、「もちろん、こうした事態の進展をロシアは決して許さない」と強調した。
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