日本の防衛省によれば、北朝鮮のミサイルは約1100キロ(飛行時間およそ71分)飛行し、高度は最大6000キロを超えた。また、ミサイルは、日本海の排他的経済水域内に落下したとされる。北朝鮮による発射は今年に入ってからこれで12回目。北朝鮮は2月27日と3月5日、首都平壌の順安空港付近から弾道ミサイル発射し、その後、偵察衛星開発が目的だと発表した。韓国と米国は、衛星システム開発を装って2020年10月の軍事パレードで公開された新型大陸間弾道ミサイル「火星17」を試射したとして北朝鮮を非難した。また、韓国と日本の情報筋によると、北朝鮮は16日にも平壌順安国際空港エリアから弾道ミサイルと思われるものを発射している。ミサイル実験は発射後すぐに失敗し、上空20キロ付近で爆発している。聯合ニュースによると、今回の発射は、同じミサイルの機能を改善するための再テストである可能性があるという。関連ニュース