海抜3234メートルに位置するイタリアとフランスの合同の南極観測基地「コンコルディア」では通常の気温より40度も高い、マイナス12.2度が観測された。また「コンコルディア」より海抜250メートル高い位置にあるロシアの気象観測ステーション「ヴォストーク」では通常の気温より15度高い、マイナス17.7度が記録されている。
研究者らは、気温の急上昇を招いたのは太平洋から南極に温かい気流が流れ込んだのがおそらく原因ではないかと考えており、この傾向が維持された場合、深刻な事態になると憂慮している。
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