岸防衛相は、24日に発射された弾道ミサイルについて、米国の東海岸を含めた全土が射程に含まれる可能性があると述べた。
同時に「これまでの一連の発射とは次元の異なる、国際社会の平和と安定に対する深刻な脅威だ」と非難した。
北朝鮮は25日午前、24日のミサイル発射について、新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星17」の発射実験を実施したと発表した。北朝鮮によるミサイル発射は2022年に入ってからこれで12回目。
日本の防衛省によると、発射された弾道ミサイルは過去最高となる約71分間飛翔し、飛行距離は約1100キロメートル、最高高度も過去最高となる6000キロメートル超えと推定されている。これは、2017年に発射された「火星15」の性能をはるかに上回っている。「火星15」の飛翔時間は53分、最高高度は4000キロメートルだった。
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