難民支援に取り組む団体は、数週間前からウクライナの国境地点でマフィアが活動していることに警鐘を鳴らしている。女性や子どもの人身売買に関与する犯罪組織は、驚くべき速さで隠れ家を提供できると偽りの約束をして、女性を性的搾取のネットワークに引き込もうとしている。カタルーニャ州の赤十字は、マフィアが国境地点だけではなく、同州バルセロナでも活動していることを突きとめた。人道支援団体は、スペイン警察に捜査を開始するように警告している。
バルセロナには、毎日200人以上の難民が到着する。軍事作戦が始まった最初の数週間は難民の女性と子どもたちは友人宅やホストファミリーの家に滞在していたが、今は何も持たずに、頼る人がいない状態でやって来るという。
赤十字は、不審者が女性たちに接触していないかどうか聞き取り調査を行い、疑わしい場合は警察に通報するようにしているという。
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