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1日2杯のコーヒーが心臓病の発症リスクを15%減少させる=研究

1日にコーヒーを2〜3杯飲むと、心臓病の発症リスクが著しく低下し心臓病の患者の寿命が延びることが、オーストラリアの研究者によって明らかになった。英紙デイリー・メールが報じている。
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研究グループは、心臓病を発症しなかった50歳以上の約40万人を対象に10年間のデータを追跡調査した。すると、1日にコーヒーを2〜3杯飲む人は心臓病を発症するリスクが15%低いことが分かった。この研究で得られた全ての結果は、米ワシントンで開催される米国心臓病学会の年次学会で発表される予定。
この研究を主導した豪メルボルンのベイカー心臓研究所のピーター・キスラー教授は、「今回のデータは、毎日のコーヒー摂取を控えるべきではなく、健康な人も心臓病の患者も食生活に取り入れるべきであることを示している」と述べている。研究者らは今回、10年間に渡ってモニターされた英国人50万人以上の健康情報を保有する英国バイオバンクと協力して研究を行った。
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しかし他の研究では、コーヒーの過剰摂取は高血圧の発症リスクを高める可能性があり、1日に4杯以上飲むことは非常に危険であることが示されている。そのため医師らはコーヒー愛好家に対して、ノンカフェインのものに切り替えるようにアドバイスしている。
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