報道によれば、昨年、女性の7人に1人がDV被害を受けている。アンケート調査は2000年から2018年にかけて実施された。
カナダのマギル大学のマシュー・メイ・ジャイロウ氏は、「世界では、パートナーの暴力や夫またはボーイフレンドの身体的・性的暴力は日常的なものとなっている」と指摘する。
被害者の年齢層に関しては、15歳から19歳の若い女性が24%でもっとも高かった。研究者は、161カ国200万人の女性を対象とした366件の調査結果をまとめることで、こうした研究データを得ている。研究者は、このデータは、法的機関や健康診断から得れれたものではなく、アンケート調査によるものだと強調する。
研究者によれば、DVのレベルは地域によって異なるという。女性の所得水準が高い国では生涯で暴力を受ける割合は低かった。DVがもっとも多いのはアフリカと南アジア、南米で、もっとも少ないのは中央アジアと中欧だった。
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