ウクライナでの露特別軍事作戦

ボスポラス海峡で魚雷を確認、トルコ軍が撤去作業開始

ウクライナ軍はロシアによる特殊軍事作戦開始後、420発近くの魚雷を黒海に設置した。こうした中、ボスポラス海峡で2発目の魚雷が確認された事態を受け、トルコ軍の潜水防衛隊は撤去作業に取り掛かった。トルコテレビ「T24」が報じた。
この記事をSputnikで読む
先にトルコ紙「スター」は魚雷に似た物体がボスポラス海峡の入り口で確認されたと報じていた。
その後、トルコ国防省は発見された物体が魚雷であることを確認し、この問題についてロシア政府、及びウクライナ政府と協議していることを明らかにした。
ボスポラス海峡では情勢悪化を受けて一時的に船舶の航行が禁止されたものの、後に航行は再開が許可された。
アゼルバイジャン軍がカラバフを無人機で攻撃=露国防省
先にロシア連邦保安庁はウクライナ軍が南部オデッサ、オチャコフ、チェルノモルスク、ユジヌィなどの港に420発近くの魚雷を設置したと発表していた。保安庁は、これらの魚雷がボスポラス海峡へ、さらには潮の流れに乗って地中海まで到達する可能性を指摘していた。
トルコ海軍はロシア保安庁による発表を受け、魚雷を追跡するよう船舶に指示を出した。
関連ニュース
トルコは米国に反発、ロシア製の地対空ミサイルはウクライナ軍に提供しない=トルコ野党代表
日・トルコ外相会談 ロシアの行動は国際法違反 安保理改革で一致
コメント