宇大統領が兵器供与を呼び掛け、「NATOで埃をかぶっている戦闘機、戦車の1%で十分」

15:55, 27 ３月 2022

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領はNATO（北大西洋条約機構）の国々で埃をかぶっている戦闘機と戦車のうち、せめて1%でもウクライナに供与するよう呼びかけ、ウクライナに対する兵器供与の問題で二の足を踏んでいる同盟国を非難した。

ゼレンスキー大統領によると、ウクライナの安全保障は欧州全体の安全保障と等しいという。大統領はビデオメッセージのなかで次のように語りかけた。

これは我々のパートナー国の間で埃を被っているものにすぎない。NATO全体の戦闘機のわずか1%で良い、NATO全体の戦車のわずか1%で良い。たったの1%だ。それ以上を私たちは要求していない。

ゼレンスキー大統領によると、ウクライナに武器を供与する必要性はウクライナだけでなく、欧州全体に関わる問題であるという。