この部隊は、敵方の通信やレーダーなどに電磁波で攻撃したり、電子攻撃の無効化などを行う。東シナ海で活動する中国軍を念頭に創設された。
電子作戦部隊の本部は朝霞駐屯地(東京都)に置かれ、奄美駐屯地(鹿児島県)、那覇駐屯地(沖縄県)、留萌駐屯地(北海道)、相浦駐屯地(長崎県)、知念分屯地(沖縄県)に新設している電子戦の専門部隊を束ねる。共同通信によると、2023年度末には、沖縄県の与那国、長崎県の対馬にある駐屯地にも配置される方針だという。
日本の防衛省は、中国やロシアの安全保障における電磁波の技術が向上しているとみており、この分野での対応能力を強化することを目指している。
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