ウクライナでの露特別軍事作戦

米国は「最後のウクライナ人」までロシア政府と戦う=フリーマン元外交官

米国は世界における覇権を維持するため、ウクライナでロシアと宣言されていない戦争を繰り広げている。このような米政権の意図を、米国の元上級外交官であるチャス・フリーマン氏がメディア「ザ・グレイゾーン」で語っている。
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フリーマン氏によると、米国当局の行動は、ロシア政府に武力行使以外の選択肢を残さないものとなっている。
同氏は、「米国が現在行っていることは、戦闘行為の停止を早めたり何らかの妥協点を見いだすことではなく、戦争を長引かせることを目的としているとしているように思える」と語っている。
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フリーマン氏は、現在の状況は米国の手のひらの上にあると指摘する。この危機はロシアに対するネガティブな態度を強め、米国内の軍需複合体にとって好都合であり、NATOを強化するものだという。同氏は、米国はロシアと「最後のウクライナ人まで」戦うと結論づけた。
ロシアのプーチン大統領は、2022年2月24日午前のテレビ演説で、ドンバスの共和国の指導者の訴えを受け、「8年間ウクライナ政権による虐待、ジェノサイトにさらされてきた」人々を守るため、特殊軍事作戦を実行することを決定したと述べた。プーチン大統領は、ロシア政府の計画には「ウクライナの領土の占領は含まれていない」と強調した。
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