同氏によると、バイデン大統領のワルシャワ訪問は歴史的に重要な意味を持ったという。
元外相は、「王宮庭園での演説は、歴史の新しい章を開くものとなった。この中で米国大統領は新しい冷戦を宣言した」と語った。
チャプトウィッチ元外相は、バイデン大統領の演説を1946年のウィンストン・チャーチル元英国首相の「鉄のカーテン」についての演説と比較した。元外相は、演説会場とウクライナ人の存在も重要な意味をもったと考えている。同氏によれば、このことからポーランドは大きな役割を担うこととなったという。
3月26日の土曜日、バイデン大統領はポーランドの首都で演説を行い、その際、ウクライナ情勢について詳しく語った。演説の最後に同大統領は、ウクライナは『ロシアが勝利した国』とはならず、ロシアの指導者は権力に留まることはできないと表明した。その後、米国政府は、バイデン大統領はロシアの政権転換について話したのではないと弁明ししている。
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