日本発 麺類を選別するロボットが話題に

先月15日より4日間、東京・江東区にある東京ビッグサイトで「JAPAN PACK 2022 (日本包装産業展)」が開催された。包装業界の最新鋭の機器やテクノロジー、サービスなどが展示されたが、その中のあるロボットが米メディアに取り上げられ、話題となっている。
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そのロボットとは、「アールティ」社と「大和製衡」が共同開発した食品盛り付け作業ロボット、通称「Foodly(フードリー)」。麺類をはじめとする食材の計量・選別や包装を専門に行うロボットだ。
フードリーの身長は150センチ程度で、人間と馴染みやすいサイズ感となっている。目の部分に取り付けられた画像処理システムで食材を判別し、トング状の手先でトレーに盛り付けしていく。
フードリーは人件費削減のほか、新型コロナウイルスの流行により労働力不足に悩む食品メーカーの声を受けて開発された。また、従業員との間にフードリーを配置することで、ソーシャルディスタンス(社会的距離)の保持にも一役買っているという。
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