日本 岸田首相、燃料価格上昇を踏まえ緊急対策の策定を指示

日本の岸田文雄首相は29日、ウクライナ情勢を踏まえ、燃油や穀物の価格上昇の影響を軽減するため、緊急対策をまとめるよう指示した。共同通信など、日本のメディアが報じている。
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経費は、2022年度予算で確保した約5兆円の予備費から充当する見通し
政府および与党は、30日より対策の中身や規模の具体的な検討に入るとされており、4月中に取りまとめる。
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資源エネルギー庁の発表によると、日本のガソリン価格は10週間連続で上昇。日本各地で13年ぶりの高値をつけた。この背景には、対露制裁や各国のロシア産原油輸入禁止に向けた動きを受け、世界的に石油価格が上昇したことがある。資源エネルギー庁の発表によると、3月のガソリンの平均価格は1リットルあたり174.8円、軽油は1リットルあたり154.5円、灯油は114.8円となった。
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