マサチューセッツ総合病院のスタッフとマサチューセッツ工科大学の専門家が共同でこうした問題を提起した。
研究者らは、平均年齢57歳、平均アルコール消費量が週に約9杯の37万人以上の成人のデータを分析した。
実験の対象者の多くは、原則として適度にまたは少量の飲酒を行い、飲酒を控えている人よりも健康的なライフスタイルであることが判明した。たとえば、彼らは運動を積極的に行い、野菜をしっかり摂取し、喫煙率も低い。
また、研究者が対象者から採取した遺伝子サンプルの分析を行ったところ、遺伝子的に大量にアルコールを摂取する傾向のある人は、実際に大量のアルコールを消費し、高血圧や虚血性心疾患に罹患する可能性が高いことが明らかになった。