HBC北海道放送の報道によると29日日本時間午後3時半ごろ、支笏湖のほとりにいた男性から「カヌーが転覆して人が溺れている」と警察に通報があった。通報から約2時間後、警察と消防が捜索にあたっていたところ、岸から約90メートル、水深約5メートルの湖底から、カヌーに乗っていたと見られる男女2人を心肺停止の状態で発見したという。2人の年齢は30代前後。ライフジャケットは着用しておらず、個人でカヌーを使用していたとみられている。事故当時の風速は4-5メートルだった。