Press TVは、この敵国との武力対決についての金正恩氏の断固とした声明が北朝鮮の度重なる大陸間弾道ミサイルの実験に米国が新たな制裁措置を講じようとしている中で出されたことを指摘している。
Press TVは金正恩氏の発言を引用し、「威嚇する攻撃力、誰も止めることのできない圧倒的な軍事力があってこそ、戦争を防ぎ、国の安全を保障し、帝国主義者による脅威と脅迫を全て抑止し、支配下に置くことができる」と指摘し、北朝鮮の指導者の声明が国際制裁への挑戦のように聞こえたと報じている。
北朝鮮の新しい大陸間弾道ミサイルの実験の成功は西側の深刻な懸念を呼んだ。Press TVはその理由を、今までのミサイルより高度、距離ともに勝っていたから」高く上昇し、遠くまで飛んだためと説明している。
米国は、北朝鮮の挑発行為が危険性を増す一方だとして、国連に対北制裁を強化するよう働きかける意向を表明した。Press TVによれば、米国の動きに対して中国とロシアは、追加制裁が北朝鮮に深刻な人道的災害を引き起こす恐れがあるとして異議を唱えている。
スプートニクは北朝鮮が今後2年の間に米国のミサイル防衛システムを克服できる武器を開発しうるとする記事を報じている。