ジャマイカは1962年に独立し、現在は議会制君主制国家だが、エリザベス2世は依然として国家元首の座を占めている。そして独立から60年を経た今、ジャマイカは君主制を捨て、共和制となることを望んでいる。
BFM TVによれば、ジャマイカはキャサリン、ウィリアム公爵夫妻を抗議とデモで出迎えた。ジャマイカ国民は、過去の植民地時代について英国に謝罪と賠償を要求しており、同国当局はすでにイギリス連邦を脱退し、今年2022年にもジャマイカ国民が英国臣民の地位を脱し、共和国と宣言するためのメカニズムを立ち上げた。
ジャマイカのアンドリュー・ホルネス首相は、ケンブリッジ公爵家との会談で次のように述べている。
「我々は前進し、近い将来、開発目標を達成し、独立し、発展した繁栄国になるという我々の真の目標に向かって進んでいくつもりだ」
このような厳しい発言にウィリアム王子は遺憾の意を表明した。
「深い悲しみ を表現したい。奴隷制度は醜悪なものだった。そして、それは決して起こってはならないことだった」
先にスプートニクは、女王エリザベス2世が次期女王の名前を正式に発表したと報じた。次期英国女王はエリザベス2世の息子、チャールズ皇太子の妻、カミラで、皇太子の王位即位後、女王の座に就く。