ブルガリア海軍は黒海の自国海域では漂流機雷は発見されておらず、捜索活動は停止したと発表した。また28日、トルコとルーマニアの当局は、黒海で機雷を無力化したと発表している。
デュジャリク報道官は、「我々はこれらの発表を注視している。国際的なシーレーンに機雷が仕掛けられる事態は非常に由々しい」と述べ、機雷の配備が世界の船舶交通、人々の旅行、食料の輸出に影響を与える恐れを指摘した。
ロシア連邦保安庁は先に、ロシアの特殊作戦の開始後、ウクライナ軍がオデッサ、オチャコフ、チェルノモルスク、ユージュヌィの各港の入り口に約420個の地雷を撒いたと発表。また、潮の流れによってボスポラス海峡や地中海に漂着する恐れも否定していない。
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