マクロン大統領とプーチン大統領の電話会談は現地時間の29日夕方に開催された。
先にロシア大統領府は、両国首脳が天然ガスのルーブル払いに移行する問題を検討すると発表していた。
この電話会談で両国首脳は、トルコのイスタンブールで再開された停戦交渉を踏まえウクライナ情勢を検討した。プーチン大統領は会談の中で、ウクライナにおける人道支援と民間人の避難に向けたロシア側の措置について報告すると同時に、東部の要衝マリウポリを巡る困難な状況の解決には「民族主義者の戦闘員ら」が降伏することが必要であると強調した。
フランス側は会談後、マリウポリにおける人道支援は現時点において不可能であるとの判断を下した。
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