仏が想定する壊滅的シナリオ  ロシアがガス供給停止の状況

仏は、ロシアが欧州向けのガス供給の停止を決定した場合を含め、あらゆるシナリオを想定した。同国のルメール経済・財務・復興大臣が述べた。
この記事をSputnikで読む
ルメール経済・財務・復興大臣はEurope 1ラジオからの取材に次のように述べている
「我々は、プーチン大統領が仏と欧州へのガス供給を遮断した場合も含め、あらゆるシナリオを検討した」
ルメール大臣はそうしたシナリオを壊滅的と指摘する一方で、実際にはこうした事態も検討はされていることを明らかにした。
ドイツ ロシアからのガス供給中断に備え早期緊急警戒体制を確立へ
30日、マクロン仏大統領はプーチン大統領との電話会談で、ロシアのガス契約の決済をルーブル建てで行うことは不可能と述べていた。
プーチン大統領はこれより前、政府閣僚との会合で、ロシアは非友好国へのガス供給をルーブル建て決済へと移行させつつあり、ロシアの商品をEUや米国に供給した結果、それらの国の通貨で支払われても意味がないと明言した。
関連ニュース
G7諸国はエネルギー資源のルーブル建てを拒否
ロシア産ガスのルーブル払い 「意図がわからない」=日本財務省
コメント