ウクライナでの露特別軍事作戦

米上院議員は国際原子力機関へ干渉 ロシア外務省が非難

ロシア外務省のマリア・ザハロワ公式報道官は、米上院外交委員会のロバート・メネンデス委員長が国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長宛てにロシアおよびウクライナの原子力発電所についての書簡を送ったことは、米国によるIAEAの作業への干渉と厳しく非難した。
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ロシア外務省は、3月28日、メネンデス米上院外交委員長がIAEAのグロッシ事務局長に対して文書で、ウクライナのエネルギー・インフラにロシア軍の側からの「サボタージュを許さぬよう」早急な措置を講じるよう要請していたことを指摘した。

ロシア外務省の表した声明には次のように書かれている。
「これはIAEAの作業に対する由々しき干渉の例だ。IAEAの規約には事務局長は義務遂行にあたってはいかなる筋からであろうと、IAEAの外部の指示を受け取ってはならないと明記されている」
ザハロワ報道官は、メネンデス上院議員の「憤慨を呼ぶ」呼びかけは国際組織の機能を損ない、組織を米国の壊滅的な政策の付属物へと変える目的で出されたものと非難した。
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