マスク氏が挙げた1つ目の問題は、特に欧米諸国で顕著な少子化の広がり。マスク氏自身は、8人の子どもの父親だ。同氏は「出生率について多くの時間を使って語ってきた。これは人類の文明の未来にとって最大の脅威になりえる」と指摘している。
2つ目の問題は、制限を設けずに人工知能を利用すること。この分野は表面的にしか研究されていないため、エンジニアであるマスク氏自身、特に注意深く見守る必要があると確信している。SF映画のように、将来「賢い」機械が人間に反抗し、人間を破壊するようになるのかどうかは、現在のところ誰にも分からない。
そしてマスク氏が重要視している3つ目の問題は、宗教的過激派。これについて同氏は、地球上の問題が入り込む余地がない火星への移住に大きな期待を寄せている。インタビューでマスク氏は、「火星に都市ができるようになれば私は嬉しい。そうすれば、全人類の寿命はもっと長くなるだろう」と語っている。
スプートニクは以前、マスク氏が言論の自由とその遵守を優先させるべく新たなSNSの創設を計画していると報じた。
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