スペイン人、節約を開始 店頭価格の値上がりやインフレで

スペインではインフレ、ストライキ、ウクライナ情勢を背景に店頭価格が値上がりしたため、人々は購入を減らし、節約を始めた。スペイン紙エル・パイスが、製造業者および販売業者協会Aecocとコンサルティング会社Kantarのデータを引用して報じた。
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Aecocのデータによると、スペインでは消費者の34%がより有利なオファーを探している。「しかし、(消費者の)15%が購入を減らすという極端な策に出ることを余儀なくされている」とエル・パイスは報じている
Kantarのデータによると、ウクライナでロシアの軍事作戦が開始してから2週間で消費財の価格はすべての種類の貿易で5%上昇した。また、多くの商品が不足する可能性があるという消費者の懸念や、国内でのストライキを背景に消費が13%増加した。
ウクライナでの露特別軍事作戦
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英国国家統計局の世論調査によると、英国では住民10人中8人(83%)がガス価格・電力価格の上昇を背景に2022年3月の日常生活費が増加したため照明や食費を節約しなければならなくなったと回答したという。
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