ウクライナでの露特別軍事作戦

露ベルゴロドの石油基地で火災 ウクライナ軍による空爆で

ウクライナと国境を接するロシア南部ベルゴロドの石油基地「ベルゴロドネフチェプロダクト」で1日、火災が発生した。約200人が消火活動に取り組んでいる。4月1日5時51分(日本時間1日11時51 分)、緊急対応当局に火災発生の通報が入った。地域の非常事態総局が発表した。
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地域のトップによると、ロシア領空に低高度侵入したウクライナ軍のヘリコプター2機の攻撃によって火災が発生した。
SNSにはベルゴロドの石油基地で爆発が起こった瞬間を捉えたものとみられる動画が投稿されている。
「ベルゴロドネフチェプロダクト」を傘下に置く「ロスネフチ」は、犠牲者はいないと発表した。また住民への危険もないという。
火災は現時点で鎮火していない。
ベルゴロドでの出来事を受け、隣接するクルスク州ではすべての治安当局の警戒態勢が引き上げられた。

特殊軍事作戦

ロシアのプーチン大統領は、2022年2月24日午前のテレビ演説で、ドンバスの共和国の指導者の訴えを受け、「8年間ウクライナ政権による虐待、ジェノサイトにさらされてきた」人々を守るため、特殊軍事作戦を実行することを決定したと述べた。プーチン大統領は、ロシア政府の計画には「ウクライナの領土の占領は含まれていない」と強調した。
ロシア国防省は24日、ロシア軍はウクライナの都市に砲撃や空爆を行っておらず、軍事インフラを精密兵器で攻撃していると発表した。 同省は、「ウクライナ軍の軍事インフラ、防空施設、軍事飛行場、ウクライナ陸軍航空隊が高度な精密兵器で使用不能となっている」と発表。 また同省は、一般市民を全く脅かしていないと断言した。
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