新型コロナウイルス

韓国、世界初のコロナ風土病化の国となるか=首相

韓国は世界初の、COVID-19が感染症ではなく風土病の性質を帯びる国となるかもしれない。4月1日、韓国の金富謙(キムブギョム)首相が発言した。
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同首相によると、韓国でコロナウイルス感染症患者が最寄り病院で問題なく治療できるのであれば、同国は世界で初めて、COVID-19が風土病に移行できた国となるという。
新型コロナウイルス
韓国人の約90%が新型コロナの後遺症に直面=韓国保健福祉部
金首相の発言はウォールストリート・ジャーナルの記事に言及したものと見られ、同紙では同様の見解が紹介されていた。同紙は「韓国は成人のワクチン接種率で世界上位であり、国民の医療体制への信頼、また脱パンデミックに必要な適正ツールを有している」としている。

風土病とパンデミックの違いは?

風土病は感染症であり、その誘因物質は常に特定地域に存在する。風土病は比較的一定数の感染者数を特徴とする。一例として、亜熱帯アフリカのマラリアがある。
パンデミックは地域に限らず広範囲に感染拡大し、世界中の人口に影響を与える。パンデミックの典型的な例には、ヨーロッパでの1346年から1353年のペストがある。
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