アイルランド企業がロシアに航空機のリース代35億ドルを請求 

ロシアの航空会社に航空機をリースしていたアイルランドのエアキャップ社が、契約終了後もロシアに残された航空機を対象として保険金を請求した。フィナンシャル・タイムズ紙が報じた。
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財務責任者のピーター・ユハス氏は、「先週、我々は、ロシアに残された航空機とエンジンに関して、約35億ドル(約4295億円)の保険金請求を行った」と語った
報道によれば、エアキャップ社は135機の航空機と14機の航空機エンジンをロシアの航空会社にリースしたが、戻されたのは 22機の航空機と3機のエンジンだけだったという。
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ロシアのプーチン大統領は、非友好国に関係のある企業への航空機や航空機エンジンのリースや購入の支払いに関して、ロシアの企業が国内の銀行に開設した口座を通じてルーブルで決済するとした法令に署名している。
2月末、欧州連合はロシアへの航空機とスペアパーツの販売、およびロシアの航空会社への民間航空機の保険と保守サービスの提供を禁止した。その後、ほとんどのロシアの航空会社は「制裁対象機」の償還を通告されたが、運航を続けていた。
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