日本の皇宮警察、「特別警備隊」を発足 有事対応

日本の皇室の護衛にあたる「皇宮警察」で、有事に対応する部隊「特別警備隊」が再編成され、4日、皇居にある皇宮警察本部で発足式が行われた。日本のメディアが報じた。
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「特別警備隊」は皇居内の警備に加え、テロなどの有事に対応する専門部隊。隊員の多くはこれまで護衛署など他の業務を兼任していたが、近年のテロ情勢を踏まえ、今回の改編で専従化。銃器対策や爆発物処理、核・生物・化学兵器(NBC兵器)対策などに特化するという。
発足式には隊長ら21人が出席。本部長からは新調された隊旗が授与された。
皇宮警察の松本裕之本部長は発足式で「将来の皇宮警察を担う皇宮護衛官を一人でも多く生み出せるよう、切磋琢磨していただきたいと思う」と述べ、その上で隊員らに「誇りと使命感を持って任務にあたっていただきたい」と訓示した。
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