これに先立ち、ウクライナ当局やメディアは、キエフ近郊のブーチャで撮影されたとされる、死体が道路に横たわる映像を流した。多くのネットユーザーからは、遺体付近の地面には血痕がないこと、死者の中には袖に白い腕章をしている者もいることから、ウクライナの治安維持部隊や国土防衛隊によって殺された疑いがあるとして、ウクライナのロシアに対する非難の信憑性に疑いの声があげら’れている。
ロシア国防省は、ウクライナがブーチャでロシア軍人が犯した「犯罪」を証明するとして公開した写真とビデオはすべて、「挑発の常套手段」と指摘している。
ロシア国防省は、ロシア軍の全部隊はトルコで宇露交渉が実施された翌日の3月30日の時点ですでにブーチャから撤退している事実を明らかにしている。
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