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塩分を控えると心臓病の症状が緩和される

カナダの研究チームは、塩分の摂取を控えると、むくみ、倦怠感、咳などの症状を緩和するほか、心臓病を患う人たちの生活の質が改善することを明かにした。これに関する研究論文が、ランセット誌に掲載された。
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研究チームは、ナトリウムの摂取量を減らすことや、心不全のリスクを低下させることをテーマとした最大規模の臨床試験を実施した。
臨床試験には、世界各国から806人のボランティアが参加した。全員が心不全患者で、心臓の機能が低下してうまく血液を送り出すことができない状態だった。参加者の半分は、食事における塩分摂取量を減らした。
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研究グループは、塩分摂取量を減らしたグループと減らさなかったグループの心血管疾患による全体的な死亡率、入院率、救急来院率を比較した。意味のある差は見られなかったが、塩分の接種を控えるとことで持続的な生活の質の改善がもたらされたという。
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