「XE」は、英国で2022年1月に初めて確認された。この亜種の詳細についてまだほとんど明らかになっていないが、症状はオミクロン株と同様のものだとみられている。
米国疾病予防管理センター(CDC)によると、「XE」はいわゆる「ステルスオミクロン株」とよばれる「BA.2」よりも感染増加率が高い(9.8%)という。また、世界保健機関(WHO)のデータによると、「XE」は「BA.2」よりも感染力が10%高く、CDCの調査結果を裏付けるものになっている。
WHOは、「XE」が感染状況において今後優位になっていくのかどうかを判断するには証拠が不十分であり、さらなる調査が必要だと指摘している。
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