マッカビンさんはシチリアの物件を購入したが、この家は外国人が低価格で購入できるキャンペーン「Case 1 Euro」で売り出されたものだった。彼は空いている建築職人を探すのに数カ月を費やさなければならなかったが、その間に家はさらに崩壊し、修理の費用は2倍になってしまった。マッカビンさんは、家に投資しても見返りがないと判断し、不動産代理店に売却した。
イタリア人労働者が多忙で雇えないのは、不動産改修に対する新しい税制優遇措置があるためだった。イタリア政府がエコリフォームや耐震改修を行う住宅所有者に最大110%の援助を行うことから、何千人もの市民がこの機会を利用することにした。
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