ホワイトハウスの報道部が発表したバイデン氏の署名入りの文書には、1億ドル相当の「支援」に兵器の提供や軍事訓練、演習が含まれると述べられている。また、アントニー・ブリンケン国務長官によると、対戦車ミサイルの供与も含まれているという。
米国防総省のジョン・カービー報道官は3日、米国からウクライナへの軍事支援は常に行われているとし、先に見込まれていた8億ドル相当の追加支援の一部が1日で届けられたと明らかにした。
ロシアのセルゲイ・ショイグ国防相は、ウクライナへの軍事支援、特に西側による致命的な兵器の供与は無責任であり、無統制な分配は欧州諸国に脅威を与える可能性があると指摘した。また、ロシア連邦軍参謀本部作戦本部のセルゲイ・ルドスコイ本部長は、西側からウクライナへの兵器供与は間違いであり、死傷者は増えるが、作戦の結果には影響しないと言っている。
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