「米国の独占を打ち破る比較的強い国家が存在しない限り、欧州は次第に崩壊していくだろう」王所長はこう指摘している。王氏はウクライナ危機を、米国が欧州に仕掛けた「罠」であり、米国は自国の軍産複合体の収益を増やすために、NATOの東方拡大をけしかけ、「結果、ウクライナとの紛争によって欧州は安全保障を失い、ロシアは力を失っている」と明言した。王氏は、均衡の達成のためには、欧州は自身の戦略的独立と安全保障を自力で実現し、米国の支配下から脱却しなければならないと指摘している。関連ニュース