これまでキーウ(キエフ)で清掃会社の経営に成功していた30歳の女性は、悲痛な思いで英国で安心できる避難先を求める手紙を書いたものの、それに対して卑猥な返事をたくさん受け取ったと語っている。
この女性は、Facebookで18,000人の会員が所属するグループに悲痛な訴えを書き込んだ。メッセージの中で彼女は、「イギリスに移住せざるを得ない」ことになるとは思ってもみなかったと説明し、これからまた一からやり直さなければならないことを認めている。
ところが、彼女の訴えに対して、部屋を提供してくれる独身男性からの申し出が相次ぎ、中には「結婚」を申し出る人もいた。
ユリヤさんはデイリーメール紙からの取材に、ある男性へ返事を書いた際に「女性が住んでいる家にしか興味はない」と答えたところ、男性は下心をあからさまにしたと語った。
またほかの男性は、石油会社と銀行のオーナーであることを自慢し、彼女を「アシスタント」として雇いたいと申し出る者もいた。
ユリヤさんは、こうした英国人男性らが「同情心から返事を書いている」とは信じがたくなり、他のウクライナ人女性のことが心配になったと語っている。
「自分の国の他の女性たちの身を案じています」
以前にも、犯罪組織がウクライナ人難民の女性を性的搾取のためにリクルートしようとしている事実が報告されている。
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