定例のブリーフィングの際、CBSのレポーターでホワイトハウス記者協会の責任者であるスティーブン・ポートノイ氏は、ウクライナでのロシアの特殊作戦への軍事介入を米国が拒否した理由について尋ねた。
同氏は、なぜウクライナ危機は今日まで「世界的に連携した統一的な対応」を引き起こすことができないのかと質問した。サキ報道官は、ポートノイ氏は米国とNATO軍による軍事介入について質問しているのかと何度も確認した。
同氏は、「もちろんだ。米国と同盟国が主導する軍事的対応についてだ」と強調した。
サキ報道官は、「大統領の目標は、米国の利益、米国と国民の国家安全保障に責任を負うということであり、それはすなわちロシアとの戦争に参加しないという決定を下すことだと思う」と述べ、ロシアとの戦争は米国の利益にはならないと語った。
ロシアのプーチン大統領は、24日午前のテレビ演説で、ドンバスの共和国の指導者の訴えを受け、「8年間ウクライナ政権による虐待、ジェノサイトにさらされてきた」人々を守るため、特殊軍事作戦を実行することを決定したと述べた。プーチン大統領は、ロシア政府の計画には「ウクライナの領土の占領は含まれていない」と強調した。
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