先に、バイデン氏の日本訪問について、日本政府は4月後半で調整していると報じられていた。一方、共同通信が複数の日米外交筋の話として報じたところによると、5月後半を軸に再調整するという。
また日本経済新聞は6日、バイデン氏の日本訪問に合わせて都内で開く予定だった日米豪印の4カ国「Quad（クアッド）」の首脳会議も先送りし、5月開催を軸に再調整すると報じた。
バイデン氏はウクライナ情勢の影響で日本訪問の日程を確保できなかったほか、5月までに総選挙が予定されるオーストラリアも4月のクアッド開催に難色を示していたという。
報道によると、米国側は当初、バイデン氏の日本訪問の時期について、5月後半を提示していたが、日本の岸田首相は3月末、訪問先のブリュッセルでバイデン氏に4月後半の来日を打診した。一方、打診通りに開かれるかは見通せないとされていた。また、バイデン氏は5月10日に就任式が予定されている韓国次期大統領の尹錫悦（ユン・ソクヨル）氏と会談するため韓国を訪問する可能性もあるため、5月後半の日本訪問が有力とする見方もある。
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