世界オリンピアン協会がロシアおよびベラルーシ選手を国際大会から排除するIOCの決定に不支持を表明

世界オリンピアン協会(WOA)は、ロシアとベラルーシの選手を国際大会から排除することに反対を表明した。7日、同協会のプレスサービスで明らかとなった。
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WOA実行委員会は、五輪憲章の4章および6章に規定されている五動の基本原則を常に尊重し、五輪選手およびアスリートが個人としてスポーツイベントに参加する権利を支持および奨励する必要があると確認した。
2015年の世界オリンピアン協会で5大陸のオリンピアンが署名したこの憲章で、五輪選手は「五輪やその他の主要なスポーツイベントへの参加資格を失わせるような、スポーツ組織の自治に対する政治や政府の干渉に反対する」ことを誓った。
声明は、「WOA執行委員会はIOCの勧告を理解し、尊重するが、いずれにしてもWOAは、競技会への参加決定は、五輪憲章の基本原則に基づき、各選手が個別に行う必要があると強く確信する」と述べている。
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