報道によれば、中国の一部企業は3月に現地通貨でロシアの石炭を購入し、4月には供給を受けることになるという。ロシアの石油販売企業も中国のバイヤーに人民元での支払いが可能だと提案を行った。現地通貨で購入した原材料は、5月には中国に到着する予定だとされる。
昨年ロシアは中国への石炭の供給量で第2位を占めた。
以前、ウラジーミル・プーチン大統領は、欧米の制裁措置に対し、ロシアは今後、ロシアのエネルギー資源をルーブルで販売し、反ロシア制裁を支持しない国々とは自国通貨による相互決済に切り替える可能性があると表明している。
一方、ルーブルのレートは、ウクライナでの特殊作戦が実施される前の水準まで回復している。3月上旬に1ドル140ルーブル前後まで下落したロシア通貨は、現在1ドル80ルーブル前後まで回復している。
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