米国、サイバーセキュリティ問題に関するロシアとの通信チャネルを一方的に閉鎖

ロシア連邦安全保障会議のオレグ・フラモフ副書記は露紙「ルースカヤ・ガゼータ」のインタビューで、米国がサイバーセキュリティ問題に関するロシアとの通信チャネルを一方的に閉鎖したことを明かにした。 
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フラモフ氏によると、1月にハッカー集団「REvil(レビル)」の活動が食い止められた翌月、両国の重要インフラ施設を破壊的な影響から保護するための共同対策の策定を開始する提案がホワイトハウスへ送られた。その前には、ロシア連邦安全保障会議と米国家安全保障会議の枠内における合同チーム「クレムリンーホワイトハウス」の作業の一環として、「双方は両国の極めて重要な情報インフラ施設のリストを交換した」という。
一方、ロシア側のチームの責任者を務めるフラモフ氏は「現在、ホワイトハウスは交渉プロセスから一方的に離脱し、通信チャネルを閉鎖していることを我われに通知した」と語った。
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フラモフ氏は、米国はロシアでのハッカー集団「REvil」の撲滅を自国の企業と国内の政治的な利益のためにのみ使用したと述べた。
今年1月、ロシア連邦保安庁は、米国から提供された情報のおかげで、マルウェアを使って資金を盗んでいたハッカー集団「REvil」の活動がロシアで食い止められたと発表した。
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フラモフ氏はインタビューで「実のところ、残念ながら、この行動のみが米政権の主な課題であったことが時を経て示された。米政権の優先事項は、自分自身の国内の政治的利益のために、自国の企業と民主党の選挙人の懸念に『ふたをする』必要性だった」と述べた。
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