ウクライナでの露特別軍事作戦

ノーベル平和賞受賞のロシア人編集者に暴力事件、警察が容疑者の行方を追う【写真】

2021年にノーベル平和賞を共同受賞した独立系紙「ノーバヤ・ガゼータ」のドミトリー・ムラトフ編集長がモスクワ市内のターミナル駅で赤いペンキを浴びせかけられる事件が発生した。警察は犯行に及んだ男2人の行方を追っている。ロシア内務省中央連邦管区の運輸管理局が発表した。
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被害にあった「ノーバヤ・ガゼータ」ムラトフ編集長はSNS「テレグラム」に投稿した中で次のように記した。
アセトン入りのペンキをかけられた。目がとても痛む。モスクワ発サマーラ行の列車。ペンキ臭が列車に充満している。発車は30分近く遅れた。ペンキを落とそうと思う。男はこう叫んだ。「ムラトフ、よくも俺たちの仲間(ウクライナで活動するロシア兵を指す模様:スプートニク日本編集部)を侮辱しやがって」。
発表によると、医療用マスクをつけた2人組の男が「見送りに来た」とモスクワのカザンスキー駅の職員に告げ、プラットフォームに停車していたサマーラ行の長距離列車に乗り込んだ。そして男らは社内の客室に押し入り、そこにいたムラトフ編集長に赤いペンキを浴びせかけたという。その後、男2人はプラットフォームへ飛び出し、行方をくらました。発表によると、警察は男らの行方を追うため、捜査本部を立ち上げた。
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