被害にあった「ノーバヤ・ガゼータ」ムラトフ編集長はSNS「テレグラム」に投稿した中で次のように記した。
アセトン入りのペンキをかけられた。目がとても痛む。モスクワ発サマーラ行の列車。ペンキ臭が列車に充満している。発車は30分近く遅れた。ペンキを落とそうと思う。男はこう叫んだ。「ムラトフ、よくも俺たちの仲間(ウクライナで活動するロシア兵を指す模様:スプートニク日本編集部)を侮辱しやがって」。
発表によると、医療用マスクをつけた2人組の男が「見送りに来た」とモスクワのカザンスキー駅の職員に告げ、プラットフォームに停車していたサマーラ行の長距離列車に乗り込んだ。そして男らは社内の客室に押し入り、そこにいたムラトフ編集長に赤いペンキを浴びせかけたという。その後、男2人はプラットフォームへ飛び出し、行方をくらました。発表によると、警察は男らの行方を追うため、捜査本部を立ち上げた。
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