王毅外交部長の発言を引用し中国外交部は、「ウクライナ問題の根本的な原因は、結局、欧州の安全保障がそのバランスを失ったということにある」と表明した。
同外交部長によれば、欧州の長期的な秩序と安定を達成するためには、安全保障の原則にたつことが不可分であり、それに基づくことでしか安定的な欧州の安全保障システムとバランス、効果を再度構築することはできないという。
王毅外交部長はまた、中国は早期の停戦と平和の回復を望んでおり、そのために独自の努力を行っていると語った。
また、同氏は、一方で停戦を叫びながら、他方で大量の武器を供給し続け、敵対行為をさらにエスカレートさせるなどは許しがたいと強調した。さらに王毅外交部長は、対話と和平交渉への支持を表明すると同時に、矛盾のさらなる激化を刺激する際限のない一方的な制裁を課すことも容認できないと述べた。
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