同報道官は、「中国は人権問題の政治化や人権に関わる問題でのダブルスタンダートと対立、また、他国への圧力として人権問題を利用することに断固反対する」と強調した。
同報道官は、中国は常に平等と相互尊重に基づく建設的な対話と協力を通じて人権の保護を提唱してきたと語った。
また、同報道官は、ロシアを国連人権委員会のメンバーから排除する決議の準備過程は、透明で開かれたものではなく、全委員による協議も行われておらず、そうしたアプローチは理事会の分断を生み、「当事者間の矛盾を拡大させ、火に油を注ぐことになる」と指摘した。
この間、国連総会では、国連人権理事会へのロシアの出席を停止する決議を採択している。この決定は、ウクライナにおけるロシアの軍事作戦から下されたもので、ロシアは投票権と会議での発言権が奪われた。これに対しロシアは、同理事会での権能を放棄すると発表した。
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